私は2022年1月初旬にドイツから羽田空港に帰国しており、その時の体験をまとめました。特に、今回は色々あったホテル隔離についてご紹介します。
①出国72時間前にPCR検査を行い、政府指定の陰性証明書を取得
今回はミュンヘン空港のCentogeneでPCR検査を受けました。24時間以内に結果が出て、日本政府指定のフォーマットにも対応しています。値段も89ユーロとお手頃と感じました。(去年、おととしだと300ユーロほどしたと思いますので、とても安いです。)
②ミュンヘン空港で2時間前にチェックイン
ルフトハンザ航空でミュンヘン→フランクフルトのフライトに搭乗。
③フランクフルト空港到着→羽田空港行きのフライトに搭乗
ANA/ルフトハンザのコードシェア便です。係員に陰性証明書をチェックされました。乗客は30名ほど。
④羽田空港に到着
PCR検査やアプリの確認などがあり、すべてのプロセスが終わるまで2時間ほどでした。
⑤バスでホテルに移動
PCR検査の陰性結果が出た後、バスでホテルに移動しました。同じバスに乗っていたのは20人ほどでした。
⑥ホテル到着・6日間の隔離開始
私が到着した時点では、ドイツが6日間の隔離対象でした。私が滞在したのは東京都内のホテルです。なんとありがたいことに、窓の景色からは晴れの日には富士山が見えました!(窓は開きませんが、、、)
ホテルはとても快適でしたが、高層ビルでかなり日当たりがいいので、晴れの日は午後はかなり部屋の温度が上がり、その都度冷房の温度を下げたり、ブラインドを下げたりして調整していました。
私が今回一番つらかったのは食事です。ちなみに一番最初にでたお昼ごはんがこちら↓
やった、トンカツだ(ちなみに前回帰国時も最初のお弁当がたまたまトンカツでした)!と喜んでいましたが、ここからが問題…
こちら、2日目の昼、夜ごはんです。↓
結果的に私の場合、毎日お弁当が朝ごはん以外はこのようなトンカツを中心とした揚げ物の詰め合わせ弁当でした。私は3日目くらいからお腹の調子が悪くなってしまい、体がもう揚げ物類に耐えられないと分かりました。。。そのため、ウーバーイーツでサラダを頼んだり、母に野菜やお菓子などを直接ホテルのフロントに持ってきてもらいました。(デリバリーや差し入れなどは許可されています。ただし、酒類や寿司などの生ものが禁止です。)4日目以降は全く揚げ物類は食べられなかったので、母より頂いたサラダや生野菜、インスタントの味噌汁で栄養を補っていました。
下の写真は、朝ごはんの例です。
⑦ホテル隔離中に濃厚接触者の可能性について連絡が…
ホテル隔離開始1日目に早速、同じ機内の搭乗者に陽性者が出たとの連絡があり、そのまた一日後に、「あなたは濃厚接触者の可能性があります。保健所の連絡をお待ちください」との連絡がありました。内容はこんな感じで、メールや、MySOSアプリに通知が来ます。
こんなことにはなるだろうとは思ってはいましたが、もしかしたら14日間ホテル隔離なのかもしれないと、不安になりました。その後保健所(ちなみにここでいう保健所は、今後滞在予定の地域の自治体にある保健所です)の方、ホテルの方とお話しし、結局私の場合は6日目の検査が陰性であれば、残りの8日間は自宅待機ということになりました。
⑧その他、ホテルで行うこと
・毎日の検温(午前8時ごろ、スマートフォンのリンクで行います)
・MySOSアプリでの毎日の現在地の送信、AIによるビデオ通話の対応(顔と背景が移っていればOK、30秒ほど)
・3日目、6日目のPCR検査(朝6:30。ちなみに入国日は隔離0日目ですので、実質4日目の朝に検査となります。)
➈6日目の検査陰性→バスで羽田空港第3ターミナルに再度移動後、帰宅
無事、再度PCR検査が陰性だったので、ホテルを退所しました。羽田空港からのハイヤーは去年帰国したときにも利用した、VIPハイヤー配車を利用しました。LINEから予約ができるので、便利です。
ということで、近々オミクロン株の感染拡大中に帰国する方の参考になれば幸いです。
著者:
Mariko @mariko_pfi