Visa, Taxes in Germany

ドイツ語はドイツ語圏での生活に必要か/ドイツ語を学んだ理由、メリット

最近、気づいたら私のウェブサイトやブログへのアクセス数がかなり増えていることに気付き、多くの方が「ドイツ語」や「フリーランス」などのキーワードで検索していただいていたようです。ありがとうございます🙏 完全に個人用で始めたもので、更新もかなり適当でマイペースですが(笑)、またこれからちょくちょく更新していこうと思います。多くの方が、かなり前に投稿したものになりますが、ドイツ語C1レベル取得についての記事(こちら)を読んでいただいたようなので、また何かトピックを思いついた時には語学関連の記事を投稿していこうかと思います。今回は、わたしの現在2年半のドイツの滞在を振り返り、ドイツ語の必要性についてお話ししたいと思います。

①ドイツ語圏の国での生活にドイツ語は必要か、どれくらいのレベルまで取得すべきか

どこの国でも同じですが、外国に住む際にはその国の文化を尊重し、長期滞在なら言語もある程度学ぶべきですよね。ドイツに関しては、長期滞在なら、やはり最低限のドイツ語が分からないと、色々なことが面倒で、不便も多くなります。ただ、海外からドイツに派遣(転勤)されて仕事が来る方は会社やエージェントからドイツで快適に暮らすためのサポートがすべて英語や日本語で受けられ、さらに仕事でもドイツ語が必要ないとなると、言語を学ぶ機会(意味)もなく、不便も少ないかもしれませんよね。しかし、語学学校や大学への留学、Au Pairや他の現地採用での仕事等で来る方は、最低限のドイツ語はやはり必要になります。わたしの経験上、どんなことが不便だったかというと、以下のようなものがあります。

その1: 住民登録やビザ関係の手続き

ドイツの区役所や外国人局で働く人には、英語を流暢に話す人は少ないです。運が良ければ英語で対応してもらえますが、そうでない場合に1人で英語で話かけると、「わかりません。」とぶっきらぼうに返されます。w このような場所で働く人とコミュニケーションを取るにはドイツ語でないと難しいので、ドイツ語がわからない場合はネイティブの友人や通訳などに同行してもらう必要があります。(わたしも最初は同行してもらいました。) 頼れる友人がいれば楽ですが、そうでない場合はかなり辛いかと思います。友人がいても、ある程度の期間滞在してまた何度も何度も友人の手助けが必要となると、面倒ですよね。

その2: 普段のスーパーや店での買い物

上記の区役所や外国人局と同じく、普段訪れるようなお店でも、ドイツ語のみを話す人は多いです。特にスーパー、小さな売店、地元の小さな個人営業のようなお店では、英語を話す人は少なくなります。さらに、このような場所で働く人たち(特にスーパー)は基本的に冷たい人が多いです。(笑) 銀行、携帯ショップやより大規模な小売店だと、英語を話す人は多くなる印象です。

その3: 物件探し

日本でも不動産が外国人の名前を見ると抵抗があるように、ドイツでも外国人だと物件探しがより大変です。さらにドイツ語も話せないとなると、大家さんへの印象があまり良くないことがあるかと思います。わたし自身も、最初はほぼ完全に話せませんでしたので、問い合わせのメールは全て英語で送っていますが、若者でもやはり英語に抵抗がある人もいます。わたしが最初に探した物件はWGというシェアハウスで(ドイツの物件探しについての詳しい記事はこちら)、最終的には家主の承認は必要ですが、入居の可否を決めるのは基本的に将来一緒に暮らすことになるシェアメイトですので、普通の物件よりかはハードルが低いですが、ドイツ語が少しでも話せるとさらに印象が良くなります。1人暮らしまたはパートナーや家族との物件を探す場合には、家主が決めますので、物件に見合った収入が得られているかがまずは重要ですが、管理人の方々は年齢が上の方が多いので、そうなるとやはりドイツ語しか話せない方が多く、英語対応のエージェント等などを介している場合以外は、コミュニケーションが難しくなります。ちなみにドイツでは、日本のように不動産を通して物件を契約することは少なく、直接の契約が大半です。

②ドイツで快適に暮らすには最低限どれくらいのレベルが必要か

私は2020年の3月にC1レベルの試験に合格しており、その後C2レベルの試験は受けていない状態です。正直なところ、C1を取得して少し時間がたった今でも、苦労することはありますし、いきなり何を言ってるのかさっぱりわからない!と言う時も時々あります。私の場合、6か月語学学校に通ってからは全て独学で学んでおり、普段ドイツ語は共に生活しているドイツ人の彼と話すくらいなので、正直アクティブにドイツ語を使う機会は少ないです。ドイツ語の翻訳もやっているので、仕事でドイツ語を使うことはあるものの、基本的に読み書きだけなので、話す機会はほぼありません。また、ドイツ人のパートナーと話すと言っても、彼のドイツ語話し方には慣れていますが、いざ他の人と話すと理解しにくい、、ということもあります。ドイツ語についての経験は人それぞれかと思いますが、私の場合、アクティブにドイツ語に触れる機会が少ないので、正直まだまだ苦労することもあります。ドイツ語圏の国で快適に暮らすには、最低でもB1レベルのドイツ語が必要であると感じます。

③私がドイツ語を学んだ理由、ドイツ語を学ぶメリット

個人的にドイツ語を選んだ理由は、大学生になってから、今の時代に英語を第二言語として話せることは全く特別なことではないと気付き、別の言語を学んで差をつけたいと思ったからです。わたしは高校生でアメリカに留学しましたが、その頃はまだ自分の中で高校での留学は「めずらしい」という印象でした。しかし、大学生になってから、自分のように恵まれて留学していない人でも、色々な言語でバイリンガルで、たくさんの他の才能を持った人に出会い、自分にも他の人にはない、差別化できるスキルが必要だと感じ始めました。また、ドイツの友人に「ヨーロッパでは留学やバイリンガルであることは全く特別なことではないし、自慢することでもない。」とハッキリ言われてしまい、負けてやるか、と思いました。w というのも、ヨーロッパには生まれつき他言語を話す人が多いからです。実際、私の彼もドイツとセルビアのハーフで、生まれつき2カ国語を話します。

わたしは小さい頃からドイツ語に興味を持ち、英語をマスターした後はドイツ語を学習すると高校生の頃から決めていたので、大学ではドイツ語を2年間選択し、その5年後にドイツに移住しました。また、ドイツ語は意外にもヨーロッパで話されている言語の第2位にランクインしており、およそ1億人が話す言語だそうです!ドイツだけでなく、スイス、オーストリアやルクセンブルク等でもドイツ語が話されていて、ドイツからの旅行の際にもドイツ語が話せてよかったなと感じました。今年からは趣味で韓国語の勉強を始めたばかりで、いつかは韓国語の翻訳をできるようになりたいなと思っています。

以上、私のドイツ語学習についての感想です!

私のプロフィールはこちら

インスタグラム→@marikokayy

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