フランクフルトといえば、有名な詩人で、様々な分野で活躍したヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの誕生地として知られており、市の大学も、このゲーテの名前からつけられています。 ずっと行ってみたかったゲーテハウスをやっと訪れる機会があったので、その内容を、簡単にですがレポートしていきたいとおもいます。
ゲーテハウスは4階建てで、まずは受付でチケットを購入し、中に入ります 。チケットは大人7ユーロ、学生3ユーロ。チケットを購入したら、荷物をロッカーに入れます。(1ユーロコインが必要。お金はあとで戻ってきます。)
実際の家の中に入る前には、素敵な絵画で飾られたエントランスホール、そして中に入ると一階にはキッチンや応接室がありました。残念ながらキッチンの写真は撮りませんでしたが、調理器具などがその時代のものらしくてとても興味深かったです。
二階のお部屋ですが、赤いカーテンや家具で飾られたリビング、応接室は特にとても素敵でした。第二次世界大戦でかなり破壊されてしまい修復されたゲーテハウスでだいたいのものが再現ではありますが、その時代の豊かな生活がよく再現されていると思います。
おそらく私のお気に入りはこの3階にある書斎です。 何冊もの本と、画家の作品が部屋中に飾られてあります。
こちらが4階のライディングルーム。机の上にはゲーテのシルエット。
思っていたより、家は広いので、2時間ほど滞在したかとおもいます。 本当に市の中心部にある広い家で、ゲーテ家の裕福さが伝わってきます。 また、それぞれのお部屋が色の使い方なども違い、異なる雰囲気で面白かったです。横にはアートミュージアムも設置されており、ゲーテハウス鑑賞後はそちらを訪問しました。
ゲーテハウスは中心部のハウプトバッへ駅から五分ほどですぐに到着します。 美術や文学にあまり興味のない方でも楽しんでいただけるのではないかとおもいます。
Goethehaus
Großer Hirschgraben 23, 60311 Frankfurt am Main