私はドイツ移住の一ヶ月ほど前からアパートを探し始めましたが、最初は探し方やシェアハウスのありかたの違いなどもわからず、日本に住んでいるドイツ人の友人が教えてくれてやっとわかりました。シェアハウスでも日本のように簡単に探せると思っていたので、少し安心しすぎていました。
さてそこからWG GesuchtやFacebookのグループで探し始めましたが、ダメ元で自分のAd(アパートを探している方用の広告)をサイトで作成したところ、複数のメッセージがすぐに来て驚き、意外とすぐに見つかるのではないかと嬉しい気持ちになりました。
メッセージを開くと、家の情報や写真などがありましたが、ルームメイトの情報がなかったので、もう少し詳しく教えてくれませんか、と返信しました。するとすぐに返事があり、そのルームメイトの写真付きで送られてきました。写真はとても可愛いらしい女性で、メッセージも丁寧だったので、すぐにそこに住みたいと思いました。
が、その後他にも来ていたメッセージに返事をすると、おかしいことに気づきました。
メールの件名やフォーマットがどれも同じだったのです。
私はこれはあやしい、、 と思い怖くなりました。
さらに、普通シェアハウスは、訪問やスカイプ電話を通してお互いのマッチングを見てからオファーが来ると思っていたにもかかわらず、これらの物件のメール送信者はすぐにOKの返事で、部屋を確保したい場合はデポジットを送金してくださいとのことでした。
さすがに何かおかしいと気づいたので、友人に相談したところ、詐欺に違いないと言われました。 そうです、これらの物件はまったく架空のもので、おそらく同じ人間から送信されています。
その後はきちんとこのようなメールはすぐに見極められるようになりましたが、他にも、おそらく同じ人間から、異なるメールアドレスで WG Gesucht の返信を装ったメールが何も届きました。 以前の写真付きの詐欺メールは嫌になってすべて消してしまったのですが(笑)、装いメールで残っていた実際のメールの例がこちらです。
詐欺メールの共通した特徴がこちら:
- 文法の間違った英語またはドイツ語で書かれている(カンマやピリオドの使い方に注目。名前の最初の文字が大文字でないのも怪しい)
- 特にインタビューなどなく、すぐに引っ越し可能であるという内容
- オーナーはだいたいドイツではなく海外にいるので実際に訪問は出来ない
- 引っ越し前に、実際に訪問してもいないのにデポジットを要求される
このようなメールが来たら要注意です。
私は最初とてもショックだったので、これからドイツに行かれる方は気をつけてほしいと思います!
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